2019/06/09
出先で家と同じ環境を実現できます。wararyoです。
家でもポータブルSSDを使うのがミソです。
みなさんは普段どういう環境でDTMをされてますでしょうか。
ノートPCとイヤホンだったり、デスクトップPCとスピーカーだったりするんではないでしょうか。
そしてノートPCだけで完結する人、デスクトップPCだけで完結する人だったらいいのですが、
普段はデスクトップPCだけどたまにノートPCで作業したい人も多いのではないでしょうか。
僕もその一人です。
自宅では例の環境を使っていて、ほとんどココで完結するのですが、
たまーーに外出先で作業せざるを得ない時、また実家で作業せざるを得ない時があります。
そこでいろいろ考えた結果ポータブルSSDを買ったところ、予想以上に幸せになってしまったので、どのように幸せになったのかを記しておきます。
追記:250GBじゃ足りなくなりました
DTM用のSSDは500GBがいいです | wararyo SoundWorks
https://wararyo.com/2018/10/ssd-512/
目次
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つまりどういうこと?
買ったSSDはSAMSUNG T3 250GBです。
追記:紹介しているSSDが販売終了してしまいましたので別のを貼っておきます。
この中に、音源のライブラリをほぼ全て放り込みます!
音素材も忘れずに放り込んでおきます。
そのあと、デスクトップPC、ノートPCに入ってる音源ライブラリ(のうちコピーした分)を消します!!
あとは普段はSSDはデスクトップのUSB3.x端子に刺し、ノートPCでDTMしそうな日はSSDだけ抜いて持って行く、という寸法です。
もちろんDAWやVSTプラグイン本体はデスクトップ・ノート両方にインストールしておきます。
僕はKOMPLETEに入ってたサウンドライブラリ一式、BFD3、Chris Hein Brass COMPACTのサウンドライブラリをこのSSDの中に入れています。合計で180GBくらいなのでまだまだ余裕があります。(追記: 足りなくなりました)
Cubase付属のサウンドや、付属プラグインのサウンドライブラリは、移行が面倒そうだったので入れてません。
このようにするメリット
- 今までHDDに入れてた場合は読み込みが高速になる
- 総合的に見て容量が増える
- 環境を常に同じに保てる
- なんとなくロマンがある
1.は当たり前ですよね。HDDよりSSDの方が読み込みが高速です。また主に読み込みにしか使わないというのは特にSSDに優しい使い方ではあります。
ただし僕のノートPCであるMacbook ProはSSDがありえん高速なので、外付けSSDに移したことでむしろ低速になってるかもですね。
2.はどういうことかというと、今までデスクトップPCとノートPCの両方に音源ライブラリを入れてた場合、同じ情報が2つ存在していたのが1つになるので、あなたの所有しているストレージを総合的に見た時、空き容量は購入したSSDの容量だけでなく、音源ライブラリ分だけさらに増えてるということです。ノートPCの空き容量はカツカツになりがちなので、これは助かりますね。
3.はちょっとフリーKONTAKT音源を入れたりした時に、わざわざノートPCにコピーしたりする必要がないということです。
あと実家に帰った時にも実家の環境を手早く自分仕様にできます。
高いように見えて実はコスパが良かった
さてこのようなメリットがあるんですが、僕の買ったSSD、16000円です。
同じ256GBでPC内蔵型のSSDは10000円とかだったりします。ぶっちゃけ高い。
しかしPC内蔵型でまだまだ主流であるSATAタイプの2.5インチやつと大きさを比べると、かなり小さいです。
そしてそれはUSBに変換するためのケースがないとノートPCに刺さりません。ケースに入れると差はさらに歴然とします。
この小ささのおかげで、割とノートPCのケースの側面にSSDを忍ばせて外出することが多くなりました。
これがお金をケチってこの2.5インチ+ケースにしていた場合、どうなってたかわかりません。とりあえずノートPCケース側面のポケットには分厚くて入れたくないです。
小さくて速い!!万歳!!!
個人的にはUSB-C採用というのもポイント高いです。
(追記あり)副作用がないわけではない
何もデメリットがないわけではありませんでした。
といってもこれはおそらくNativeInstruments社が悪いのですが、
KOMPLETEに付属のドラム音源「BATTERY4」において、最初から入ってたドラムキットが全部ユーザー作成のドラムキットと認識されるようになりました。
特に支障はないのですが、気持ち悪いので早く設定できるようにしてくださいお願いしますNIさん。
(追記: NativeAccessのアプデにより手動で修正できるようになりました。ありがとうございます…!)
いかがでしたか。
今回はポータブルSSDに音源入れたらQOL上がったという半ば日記のような記事でした。
この方法で約半年運用していますが、最高です。
あなたももし僕のように複数の環境でDTMすることがあって困っているのであれば、小さいSSDは正義です。ぜひ参考にどうぞ。
追記:250GBじゃ足りなくなりました
DTM用のSSDは500GBがいいです | wararyo SoundWorks
https://wararyo.com/2018/10/ssd-512/