2019/06/09
1ヵ月続けるだけでも謎の達成感を得ることができて良い感じです。wararyoです。
先日こんな記事を出しました。
「まいにちDTM」と銘打って、新たに曲を作りその日のうちに公開することを、週5日、11月の間続けてみました。
果たして僕はそれが達成できたのでしょうか。また、一カ月続けてみて何か得るものがあったのでしょうか。
この1ヵ月に書いた曲を時々振り返りながら述べていきます。
RSS購読してくれてる方へ:最近何も書いてない記事を間違って公開してしまうミスを何度もしています。すみません…
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達成できたの?
とりあえず気になるのは「達成できたかどうか」です。
それを判定するために、まずルールを確認しましょう。
- 以下に定める日を除き、毎日「まいにちDTM」を行う
- ブログ更新日である金曜日、所属サークルで作業会を行う日である水曜日
- 自宅以外で夜を過ごす日(引きこもりなので基本的にないです)
- 「まじでヤバイ」日(一か月に3回のみ行使可能)
- 以下のいずれかを行う
- メロディとコードのみで構成されるピアノソロ的な曲を作る
- 深夜の2時間DTM
- Pawoo Musicで公開するまで寝れない
僕のPawoo Musicを見てみます。あなたも覗けます。
https://music.pawoo.net/@wararyo
最初の投稿は11/2の「クソ曲」から始まります。
既存曲の耳コピをした日もありました。
他の作業に追われて死にそうなときなどのために3回まで使える「マジでヤバい日」はすべて使い尽くしました。
そうしてほぼ毎日DAWを起動しては曲を公開し…
無事に11月最後の日まで投稿を続けることができました。
よって11月の「まいにちDTM」は達成です!!わーーーい!!
どんな曲を書いた?
深夜の2時間DTMはやらなかった
まず前提として、すべての日において「メロディとコードのみで構成されるピアノソロ的な曲」を書いています。
当初は、DTMerたちににわかに広がりを見せている「深夜の2時間DTM」がある日は、それを行う予定でした。
これは、Twitterにて@2hoursDTMが週に2回ほど開催するイベントで、その日のうちに発表されたテーマに沿って、22時から0時までの間に曲を作り、アップロードしあう企画です。参加すると多くの人に自分の曲を聴いてもらえるし、参加するメリットがとても多い企画です。
しかし、まだ僕が2時間で伴奏つきの曲が作れるような早作曲の技術を身に着けてないこと、そしてなにより編曲をやる気が起きないことから、深夜の2時間DTMには参加しないことにしました。
メロ先か、コード先か
メロディとコードのみで構成される曲の中でも、主に2つの作り方がありました。
- その日のどこかで思いついたメロディを基に、それにコードを付ける(メロ先)
- 『転調テクニック 50』に書かれているコード進行を基に、それにメロディを付ける(コード先)
『転調テクニック 50』とは、様々な転調のパターンを、具体的なコード進行とともに示した本です。この間発売されたばっかりで、即買いしたはいいものの割と放置していました。
自然な転調パターンを集めた『転調テクニック50』は駆け出しDTMerこそ買うべき本だと思う | wararyo SoundWorks
今回の「まいにちDTM」では、何も思いつかないときは積極的にこの本を使ってみることにしました。
DTMの教則本を見ながらDTMをするためにブックスタンドを買いました。快適です。
一か月終えてみて
睡眠時間は減った
下図は一か月前の記事に貼った図です。
DAWを起動した時点からすてにモチベが低いです。
これはまいにちDTMを始めた後も変わらず、家に帰った後は毎日毎日「DAW起動すんのめんどくせえ~~」と思ってました。
曲を作るのが長くて睡眠時間が減ったんではありません。
DAW起動したくね~って言いながらTwitter見たりして過ごしてる時間で睡眠時間が削られました…笑 情けない話です。
メロディとコードだけならまあまあ早く書けるようになった
まいにちDTMをやってる時はだいたい「早く寝たい」って思ってるので、無意識に短時間でまあまあのクオリティで終わらせようとします。
これを一か月続けたのが功を奏したのか、30秒程度のメロディとコードだけなら微妙に早く書くことができるようになりました。具体的に言えば1時間以上かかってたのが1時間程度になった感じでしょうか。
「wararyoっぽくないメロディ」を意識して書けた
僕は「無難なメロディ」しか書けないという悩みがあります。なんか、童謡のような、中学生の作曲コンクールで出る作品のような、フツーのメロディです。
なので僕にとっては「wararyoっぽいメロディ」というのは現時点では悪い言葉だったりします。
「wararyoっぽくないメロディ」を意識して毎日毎日曲を書いていたら、何がメロディを「wararyoっぽく」してるのか、その要因が分かってきました。そしてそれをやらないように曲を書くことができました。
例えば、階段状のメロディをやたら用いていることが分かったので、階段状のメロディを書いてしまった時は意図的にそのうちの1つや2つを外すようにしました。
毎日メロディばっか書き続けることで、自分の傾向がわかってきます。
普通にDTMが楽しくなってきた
普通にDTMが楽しくなってきました。というのも、編曲しなくていいからです。
「曲」として完成させなくていいというだけで、こんなにも楽にDTMができるのかと、自分でも驚きました。
DTMにおいて自分が本当に苦手なところが分かった
いままで僕は「作曲が得意ではなく、編曲とミックスマスタリングは割と得意」だと思っていました。
しかし自分が本当に苦手なところは、メロディとコード進行を考える段階ではない、ということが分かりました。
僕はいままでメロディを考える時に、編曲をした後の曲を脳内で想像して考えてました。そして、ああ、このメロディじゃだめだ…と考えていました。
僕が本当に苦手なのは編曲なのに、作曲時に編曲のことまで考えちゃうから、作曲が一番苦手だと勘違いしていた、ということがまいにちDTMにより分かりました。
意外といいねを頂いた
メロディとコードのみからなる面白みのない曲ばっかりだったので、特にいいねは期待していませんでした。
しかし、意外と数人からいいねをコンスタントに頂きました。
特によくいいねをしてくれた、チャンスギさんと名前はまだ無い黒猫マコトさんにはこの場を借りてお礼を申し上げます。いつもありがとうございます。
これからの「まいにちDTM」
とりあえず、まいにちDTMはこれからも続けていきます。
まいにちDTM2ヵ月目を始めるにあたって、若干のルール変更はしたいと思っています。
しかし、新しいルールについては、まだあまり固まっていません…
とりあえず、12/2と12/3についてはまいにちDTMをお休みします。
そこで一部ルールを改変して、その後12/4から再開します。
僕のPawoo Musicアカウントをフォローすると、僕のまいにちDTMの活動を見ることができます。ぜひどうぞ。
https://music.pawoo.net/@wararyo
まいにちDTM、総じて、やることによるメリットは確かにあると感じています。
あなたもぜひやってみませんか。Pawoo Musicで一緒に毎日曲を投げ合いましょう。
最後に、まいにちDTM作品の中で良いと思うものをいくつか貼っておきます。
2017/11/04 なんか浮遊感あるやつ
なんか面白いメロディとコード進行できた
2017/11/23 全音下
モーダルインターチェンジ Vm7 -> I7 -> IV のコード進行おぼえましたし
2017/11/25 ススメ☆オトメの王道進行を使ってみるテスト
終わり方がミスチル
2017/11/30 マイナー全音下 はかない感じの短調を目指して
短調の曲を書こうとするといつも悲劇的な感じになるからいつも儚い感じの短調を目指してるんだけど今回は少し儚い感じに寄せられた 転調も滑らかだしいい感じ